Blankary

また一年!

By ◆uTOLf/hIyAJanuary 23, 202627 views
【今日は1月9日 蛍想兄妹の誕生日である】
【その日の昼前ごろ 空劇宅】
【そんな日には当然⋯】

「パーティでしょ!」
【やはりというか当然というか 最初に高らかに宣言したのは妹の診空】
「いいね〜」
【それに同調したのは兄 空劇 こちらも笑顔でリラックスしている】
「今年は何する〜?」
「ん〜そだねぇ⋯」
【パーティの内容までは決めていなかった様子】

「ここはルーレットで!」
「おっ、なるほど⋯いいね。お題は⋯」
【予想外の回答にワクワク】
【ルーレットの並びは】
【1.食事 2.お菓子作り 3.二人で散歩 4.ショッピング】
【の4つのようだ】
「さ、どうなるか⋯」
「((o(´∀`)o))ワクワク」
【ジャララララララ(ドラムロール)】
【⋯なんだ悪いか 私だって楽しみたいんだが】

「お、これは⋯いいね、誕生日にピッタリ。」
「お菓子作りだ!いぇーい甘いもの!」
「でも診空ってそんなに料理できたっけ⋯?」
「できないよ!」
【胸を張って高らかにそう言う】
「ドヤることじゃないでしょ⋯まぁ良いんだけど」
「盛り付けとか片付けは手伝ってよねー?」
「もちろんだよ〜」
【妹に甘い兄なのであった】

「診空はいつも俺の料理食べてるでしょー?」
「だってお兄ちゃんの料理美味しいんだもん!」
「理由になってないし⋯」
【微笑ましく会話しながら調理用具などを準備】
【手を洗い エプロンを掛けて料理準備は万全】

(お菓子作りって言っても何を作ろうか⋯)
(ケーキとかの洋菓子に⋯和菓子とかもいいかな。)
【考えながら手を動かして冷蔵庫から卵や砂糖を取り出している】

「ねぇねぇお兄ちゃん、私は何すればいい?」
「んーそうだな⋯部屋の飾りつけとかを頼むよ。」
「おっけー!誕生日に相応しい感じでやってくるね!」
【パタパタとキッチンから離れた診空】

「さてと、マカロンは明日用に熟成させるとして⋯」
「うん、とりあえず下準備からかな。」
【冷静に料理する順序を考えて材料を準備し終える】

【100行クッキングのお時間〜私お手製のBGMを添えて〜】
【テレテッテテッテッテ♪テレテッテテッテッテ♪】
【テレテッテテッテッテッテテ〜テ〜テ〜♪】
【めんどくさいので止めますこんなもん(っ'-')╮=͟͟͞͞100行クッキング】

「なんか意図的に世界の理へ歪みが起こされたような⋯」
「ま、気のせいか。」
【気の所為だよね!というわけで早速パウダーをふるいにかける】
「こういう一つ一つの工程が大事なんだよね〜」
【湯を沸かし 同時に泡立て器の準備】
【その間にオーブンで予熱しておく】
「卵白をちょっと混ぜて⋯砂糖を投入!」
「湯煎しながら混ぜるよ〜」
【泡立て器の音が鳴り 食紅を入れて色が付くはず】
「うーん⋯結構混ざったし、ちょっとミキサーも重くなってきた。」
「一度湯煎から出して⋯メレンゲ確認ヨシ。」
「パウダーかけるよ〜♪」
【鼻歌を歌いながら料理を作っていく】

【それからしばし時間が経ち⋯】
「完成っ⋯!全て作り終えたッ⋯!」
【机の上には多種多様なお菓子・スイーツが並んでいる】
「作りすぎちゃったな⋯今日か明日に外で誰かに少しあげようかな?」
【同時に後処理を少ししつつそう考える】
「そういえば診空はどこに⋯」
「ばぁ!」
【はっとそう思い辺りを見回してみれば後ろから声】
「あ、診空。作業は終わったみたいだけど⋯何してたの?」
「いやさ〜あまりにも長くって暇になっちゃってさ。」
「だからお兄ちゃんを驚かせようとしたんだよね〜でもやっぱ無理かぁ。」
【ホラーにビビりづらいせいでこういうのにも反応しづらい】

「じゃ、茶番はこれぐらいにして⋯」
「誕生日会を始めよー!」
【華やかに飾りつけされた部屋で二人がそう言い 景気よくクラッカーを鳴らす】
【定番の誕生日ケーキ火消しはやらないようだ】
【まぁ確かにこの兄妹ならするはずはないか。】
「美味しそ〜やっぱりお兄ちゃん天才じゃない?」
「こんな綺麗に盛り付けれるなんてさ〜」
【食器を手に取り 取り皿へ運ぶ】
「それほどでも⋯ありがとう、診空。」
「というか料理くらい上手くできるようにならなきゃだめだよ?」
「将来一人になった時俺なしじゃ生きれなくなっちゃうし⋯」
【叱咤しつつも感謝して自身の分も取る兄】
「私だって一応生活はできるんだよー?」
「それに将来とか言ってるけどそんな事は私が生きる限りありえないからね!」
「食事はまぁ⋯お兄ちゃんで舌がちょっぴり肥えてるかもしれないけど⋯」
【料理を口に運びながら反論】
【空劇なしだと満足できないのはほぼ事実では?】
「こら。だめじゃんそれじゃ⋯」
「いやこれは俺が悪いのか?ummmmmmmmmmmm」

「それにしても、俺達ももう21歳か⋯半端な大人ぐらいにはなれたかな?」
「うん、ほんとにだねぇ〜この一年結構いろんなことがあったし⋯」
【そうして過去に思い出を馳せる二人】
【そこには引っ越しの風景や新たな人物との邂逅】
【果てにはエネミーとの遭遇まで 様々な風景が頭に浮かぶだろう】
「ドーナツもいいなぁ⋯」
【まぁそれはそれとして食欲は旺盛 良いことだね!】

【もっもっもっと食の喜びを謳歌しつつ他愛もない会話を続けていると】
【いつの間にかなくなる卓上の料理と胃袋の容量】
「そろそろ幸せの時間も終わりかもね〜」
「まぁ一日はまだあるし、十分楽しめたからいいよね。」
【身体を座りながら伸ばしてごちそうさま】
【食器や零した物を回収してまとめる】
「美味しかった〜やっぱり甘い食べものは幸せの元だね!」
「そうだね、この後の予定は?」
「私は家でゴロゴロしようかな〜」
「んじゃ、俺も一緒にそうするよ。」
「やたーい!」
「その前に洗い物とかやっとくからね〜」
「わぁい!お兄ちゃんはやっぱり最高だよ〜」
【後処理しつつそんな会話】

【これからもこの兄妹に福が降りかかると良いだろう】
【幻想蛍 蛍想の名を持った二人は】
【今年も元気に生きてゆく】
〝【私も、もっと生きなくてはな。】〟
Edit Content