【数ヶ月程前 蛍想家にて空劇が準備をしている頃】
⋯お兄ちゃんが東京に行くらしい。
『私も行きたい!』
「え?」
【困惑する兄、空劇】
『私も東京にお兄ちゃんと一緒に行きたいの!』
「ええ、診空も来るの?」
困ったような表情をしている兄。そりゃそうか、いきなり言ったもんね。
『だって東京楽しそうだもん!異能もあるし成人もお兄ちゃんと一緒にしたしいいでしょー?』
(うーん...安全上とかで診空は来ないほうが良いと思うんだけど...)
この反応を見るにまあダメか。流石にあんまり期待はしてなかったし...
【しばし考えてから口を開く空劇】
「⋯いいよ、診空も来て。」
『⋯えっ?』
【承諾されるとは思っていなかった診空】
『い、いいの?』
「うん、2人でいけばもっと楽しいと思うからね。」
「それに、診空だけあんな楽しそうなことをお預けなんて可哀想だし。」
『やったー!やっぱりお兄ちゃん最高!』
【空劇に抱き着く診空】
「あははっ、じゃあ診空の分も準備しなくちゃね!」
『は〜い!』
【そしてそれからまた数カ月後 東京】
「ここが東京か…まるでテーマパークに来たみたいだ...」
『だね!』
【その双子は呟く】
『やるべきことは、まだまだたくさんある!』
「さて、今日は何に出会えるかな?」
【そう言い、また2人 その地:東京に足を踏み入れた。】